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地球の水について

1-1 おいしい水について

安心して飲めて、おいしい水の要件はどんなものですか?


1970年代、高度経済成長に伴って環境の悪化が指摘され、水道水源の汚染が広がり、消毒剤などが多量に使用されるとカルキ臭や浄水しきれないカビ臭などの強い異臭味が出現し、その結果、水がまずくなったといわれました。水道水質基準の見直しが行われ、「おいしい水」とは何かという論議がされました。

 

1-2 地球の水について

私たちが飲める水は無限ではありません

われわれが住んでいる地球は、表面積の約71%を水が覆っており、「水の惑星」といわれる所以です。地球の表面積約5億1000万k㎡に対して、陸地29.4%(約1億5000万k㎡)、 海洋70.5%(約3億6000万k㎡)という割合になっています。地球に存在する水に関していえば、海洋の水のほか、地下水などを含めて、総量は約14億k㎥ と推定されています。
 

1-3 水道水について

日本の水道水・水道事業

日本の水は本来飲用に適した軟水で、「湯水のごとく」といわれたように豊富でおいしく安全といわれてきました。しかし、1960年代後半頃より日本が高度経済成長期に入ると、水使用量が一挙に増加しました。経済成長は同時に環境汚染を引き起こし、水源の汚染や水質の悪化を招くこととなり、対応が困難な状態となりました。 日本の水道普及率は、世界トップクラスで全国約97%に及んでいます。世界で水道が普及している国は約50ヵ国といわれ、中でも水道栓からそのまま水を飲める国は日本以外では少ないといわれるくらいです。
 

1-4 水道水の危機

水源汚染の影響・水道水の給水経路での課題

水道水の飲料水としての第一の要件は「安全」です。ところが、時として水道水が異臭味を持ち、カルキ臭の臭いがするという苦情が出たり、発ガン性のある物質が発見され、原虫(クリプトスポリジウムなどのオーシスト)が侵入して水道水の危機だと騒がれ、さらに環境汚染による水道水源の汚染対策などの課題が指摘されました。また予期せぬ原子炉が事故により放射能性物質の飛散から水道水へ混入した事件は、安全の観点からは大いな危機を発生させました。